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「過去形」を基礎から徹底的に解説!「~だった」を見ると過去形と思ってしまう人必見!

時制

この記事は

「日本語訳に『だった』があったら過去形にしてもいいですよね?」

と決めつけている英文リーディング学習者向けに記事を書いています。

 

 

●みなさんこんにちは、まこちょです。

 

 

 

今回は「過去形」についてみなさんと学習したいと思います。この過去形も意外に誤解の多い表現なのですね。

今回のお話は「~した」と日本語を見るやすぐに過去形表現だ!と断定してしまう方に特に役に立つかと思われます。いやこういう考えをお持ちの方って本当に多いですよね(笑)

 

 

 

ですがこういった内容は恥ずかしいからなのか、なかなか聞きにくい箇所ではありますよね。そこで今回は「基礎英文法」と称して、過去形について徹底的にみなさんと学習してみようと考えています。

 

 

ぜひ!「時制の過去形」をモノにしてください。そうすれば英作文の表現が格段に面白くなること請け合いですよ!

 

 

 

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「過去形」は「現在」を含まない

まずは次の例文から考えてみましょう。

 

He was sick yesterday.

この英文がwasというbe動詞の過去形が使われていますよね。もちろん意味は「昨日、彼は体調が悪かった」ですが、この英文が私たちに伝えることは他にないのでしょうか。

実はこの英文が私たちに伝えることは

① 彼は【昨日は】調子が悪かったこと
② 彼は【今は】調子が悪くないこと

この2点です。①の方は英文の意味そのままですから何の違和感もなく受け入れていただけると思うのですが、②の方は意外に曖昧な方が多いです。

過去形は「現在」を含みません。まずこの点が声を大にして言いたいポイントです。もっと簡単に言うと過去形は「今とは違う」ことを表す用法であると覚えておきましょう。

そうするとたとえ日本語が「~だった」という言葉で終わっていたとしても、おいそれと「過去形」を使えない局面があることも理解できますよね?

例えば次の日本文を英訳してみてください。

 

例「今日は月曜だった」

 

さてどうでしょう。この日本語訳を

 

It was Monday today.

 

とか英訳していないでしょうか?

みなさんは「今日は月曜日だった」というセリフを、どのような状況のときに言うでしょうか。まさに今日が「月曜日」の時に普通は言いますよね。

それを日本語の「~だった」をみて過去形を使ったとしても、過去形は「現在」を含みませんので、過去形を使ってしまうと今は「月曜日」ではないことを認めてしまっていることになります。

 

したがってこの場合は現在形を使って表現することになります。

 

It’s Monday today.

「今日は月曜日だった」

 

もう1ついってみましょうか。

 

例「愛は終わった」

これも過去形の性格を教えるのによく使う例文です。なんか歌謡曲に出てくるようなセリフですが(笑)これを

例 

Love was over.

としてしまう誤りが実は多いのです。過去形にすると「今は違う」ことを表してしまいますので、「今、愛は終わっていない(もしくは愛が復活した)」ニュアンスが出てしまうことに注意しましょう。したがってここは

 

Love is over.

 

として「現在『愛が終わった状態が続いている状態』である」ことを表すのです。

 

このようにいくら日本語が「~だった」とあるからと言って何も考えずに「過去形」を使うのは止めた方が良いでしょう。

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過去形は過去を表す語句と一緒に使うのが普通

この点なのですが、意外に中学・高校英語で徹底されていないように思えるのでここで確認しておきたいかなと。

 

よく【過去形は過去を表す言葉と一緒に使う】と参考書等に書かれているのですが、これは本当でしょうか?

 

正確にいうと、過去形にするから過去を表す言葉をつけるのではありません。過去を表す言葉があるから過去形にするのです(この辺は言葉遊びみたいですが真実です)

 

ということは、以下のような英文は基本的には「おかしい」という感覚がなければなりません。

 

She played tennis.

 

この文はplayedと過去形が使われていますが過去を表す言葉が文中にありません。本来ならば

 

【過去を表す言葉が文中にある】→【過去形にする】

 

というプロセスになるのが普通なのです。例えば以下のようになっていれば問題ありません。

She played tennis yesterday.

「昨日、彼女はテニスをした」

この点はベテランの英語講師になってもよく間違えてしまうミスであり、黒板などで英文を説明する際につい端折ってしまう箇所なんですね。

 

その結果、「現在形」も「過去形」も【私たちの意志で勝手に英文を作ることが出来る】というとんでもない誤解が英語学習者を中心に蔓延してしまいます。

 

ここでちょっと「時制」についてまとめておきますね。

===================
★【時制についての基本】

①時制は【いつ】に相当する語句と一緒に使うのが普通

②時制は私たちの意志で勝手に変えることは許されていない

文中に【いつ】を表す言葉がないとき → 現在形

===================

 

★【過去形について】

①過去を表す言葉と一緒に使うのが普通

②過去形で【いつ】に相当する言葉がない場合は、状況から「過去形」以外ありえない場合のみ

===================

 

例えばちょっと簡単なテストをしてみましょう。次の問題に答えてみてください。

【問】適切な語句を選べ

He ( ) English.

① studies   ② studied

この問題は私が中学生に時制について教えているときに必ず出題するものなのですが、どうですか?即答できるでしょうか。

この質問をするとですね、中学生だと私に文句言ってきますよ。「どっちも入るじゃないか!」とね。

ところがみなさんはもう選べるのではないでしょうか。先ほども触れた通り過去形は【過去を表す言葉】【いつに相当する言葉】が必要です。

 

この問題にはそんな言葉はついていませんからね。たとえ私たちが「過去形を入れたいんだ!」と思ってもそれはかなわないのです。したがって答えは①。

と、ここで疑問に思った方もいるかもしれません。それは、

 

「なぜ現在形のときは【いつ】に相当する語句がなくても使えるんだい?」

 

という点。

英語というのは基本的に「現在」を起点に物事を考える言語。したがって【いつ】に相当する言葉が文中にない場合は、自動的に「現在」に設定されるということは覚えておいて損はありません。

 

もう1ついきましょう。次の(    )に適切な語句を選んでください。

【問】

He ate breakfast today and (    )sick

① gets

② got

 

andをはさんで2つの英文がつながっています。andの前が過去形の文章です。

A and(but / or) Bの形の場合、Bの方に時制を表す言葉がない場合は自動的にAの時制と同じになります。こういうのを周りの状況からBの時制が分かるといいます。答えは②。

もしこの英文を「彼は今日、朝食を食べた。そして【今】調子が悪い」という文にしたい場合は、【今】に相当する言葉をしっかり表現しなければなりません。

 

何度も言いますが、時制は私たちの意志で勝手に変えることは許されていないんですね。

 

He ate breakfast today and gets sick now.

時制を学習する際、特に中学生のときにこの点をもっとしっかり学習してほしい(もしくは教えてほしい)と思っているのが本音です。

過去を表す言葉はどんなものがあるか見てみよう

ここまで解説すると、みなさんの中には「過去を表す言葉っていったいどういうものがあるの?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

これがですね、意外に少ないんですよ(笑)ぜひ以下の言葉を覚えていただければと思います。

① yesterday / ~ago / last~ /

過去を表す言葉の御三家(?)といったらこれでしょう。まずはこの言葉をベースに少しずつ広げていくのがおススメです。

I watched TV last night.

「私は昨晩テレビを見ました」

Emi didn’t have breakfast yesterday morning.

「エミは昨日の朝、朝食を食べなかった」

②when S +過去形

「whenの後ろの文が過去形」の形も過去を表す言葉の代表例。ただしこの辺りから過去形の判断が甘くなるようですので注意が必要です(笑)

When I was five years old, I went to Disneyland.

「わたしが5歳のとき,わたしはディズニーランドに行きました」

③ just now

以外に思えるのがこのjust nowの表現。justは現在完了形、nowは現在進行形で使うことが多いので、思わずjust nowも「現在○○形」と一緒に使うのでは?と思ってしまいますが、実は「過去時制」と一緒に使う場合があることに注意です(笑)

意味は「たった今」「今しがた」「ついさっき」という意味になりますので押さえておいてくださいね。

 

I woke up just now.

「たった今起きた」

I saw it just now.

「今見ました」

なおjust nowは意外に深い用法ですので、もし具体的に学習したい方は以下の記事を確認してみてください

↓↓↓↓↓

●「just nowがあったら過去形か?使い方を勘違いしやすいこの英語表現を徹底解説!」
https://www.makocho0828.net/entry/just-now-200222

 

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過去形の基礎について:まとめ

 

さて、今回は英語の時制の「過去形」の基礎について徹底学習しましたがいかがでしたでしょうか。

 

以上の記事内容を完全に理解していただくと、もう「~だった」という表現だけで、やみくもに「過去形」にしたりしないはずです。

 

時制をしっかり理解できるようになると、ライティングはもちろん、英文リーディングも俄然面白くなってきますよ!ぜひマスターしてくださいね。

 

また会いましょう。

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