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「猿」を使った英語表現は面白い!猿のイメージそのままの8つの英語表現はこれだ

動物イディオム

この記事は

 

「犬猿の仲」など、日本語では猿を使った慣用句が多いように思えますが、英語にも「猿」が使われる表現があるのでしょうか?教えてください!

 

 

という英文リーディング学習者に対して記事を書いています。

●こんにちは、まこちょです。

 

今年の冬は例年に比べて暖かいとは言われますが、冬は冬、寒いものは寒いですよね。テレビなどでも、山間の温泉に猿が浸かっている映像が使われたりします。

 

さて、この「猿」ですが、「桃太郎」や「さるかに合戦」などの日本の昔話によく登場し、日本人にとってなじみ深い動物ですよね。遺伝子的にも人間に近く、よく実験などでも使われます。ですが、欧米ではその感覚やイメージはどうなのでしょうか?

 

そこで今回はそんな「猿」が出てくる英語表現8選をご紹介!これを通じて欧米の「猿」観に触れてみてください。

 

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これが「猿」を使った英語表現だ

① monkey around「ふざける」

My brother and I were monkeying around

「弟と私はふざけあっていた」

 

monkeyというと「猿」という名詞のイメージしかありませんが、なんと自動詞で「ふざける」という意味でも使えるのです。

 

もちろん、“動詞”ですので過去形(monkeyed)もありますし、今回のように進行形にもできます。monkeyにingがついているのは、なんだか不思議な感じがしますね。

 

また「いたずらをする」「いじくる」という意味もあります。

 

Don’t monkey around with my papers.

「私の書類をいじくり回さないで」

 

小さな子供に対して使われることが多い表現です。悪意のあるいじわる、というよりかは、子供たちの無邪気ないたずら、ちょっとした楽しい悪ふざけといったイメージでしょうか。

 

② monkey business「インチキ商売」

The papers found lots of monkey business when they investigated that company.

「新聞紙がその会社を調査したところ、多くの汚職が明るみに出た」

 

monkeyには、先ほどの「悪ふざけ」というイメージの他に「信用ならない罠」というイメージもあり、会社や商売に関して「汚職」「インチキ商売」という意味で使われることがあります。

 

ちなみに、businessは「店」という意味合いで使う場合には複数形businessesになり得ますが、今回のように「仕事」「職業」「業務」といった意味で使う場合には不可算名詞となり形は変わりません。ですので、今回はlots ofという単語が付いていますがbusinessのままになっています。

 

このように、名詞の中には「意味によって可算/不可算が変わる」というものがあります。単語のスペルや意味だけでなく、使い方も併せて身につけていきましょう。

 

③ a monkey on ~’s back 「困った問題」

That famous movie star has a monkey on his back.  

「あの有名な映画スターは厄介ごとを抱えている」

 

直訳すると、「背中に乗っている猿」となりますが、「厄介な問題」といった意味の表現です。ちょっとした困りごと、というよりもより根深い「取り除くのが困難なで厄介な問題」「重荷」「責任、負担」など、いろいろな手かせ・足かせになるような物を指します。

 

また、“欲望を制御できない猿が背中に取り付いている”と考え方を派生させ、「麻薬中毒者」を指すこともあります。

 

He has a monkey on his back

「彼は麻薬患者です」

 

いきなりこの表現と文中で出くわしてしまったら、「背中にサルを乗せてる変な男が突然登場した」!と混乱してしまいますよね。

 

薬物依存は非常に社会的な話題で、英語リーディングの題材としても出題される可能性があります。addiction「中毒」といった英単語と併せて、ぜひこの表現も知っておきたいところですね。

 

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monkey を使ったフレーズは小馬鹿にしたニュアンス多い?

④ make a monkey out of~「人をバカにする」

Are you trying to make a monkey out of me? 

「わたしのこと、バカにしてるの?」

 

英語でmonkey を使ったフレーズは、多くが小馬鹿にしたニュアンスを持っています。その一つがこれ。直訳すると、「~からサルを作る」となります。例文は「私から猿を作ろうとしているの?」となるわけですね。

 

サルは姿も行動も人間に似たところがありますが、どうしてもヒトよりは劣って見える存在です。洋の東西を問わず、“人間じみているが人間には及ばない、人間よりも欠けているものが多い存在”と思われてしまっているんですね。

 

この後にご紹介する表現も、このようなイメージがベースにあります。ぜひそれを頭に入れたうえで読み進めてみてくださいね。

 

⑤ monkey see, monkey do 「猿が見てマネをする」

 Stop! Monkey see, monkey do! 

「やめてよ、マネするじゃない」

 

この表現は、英語表現の中でも比較的若く、20世紀に入ってからアメリカ辺りで定着した表現とされています。猿は人間の行動を見てマネをすることがあります。しかし、なぜ人間がその行動をとっているのかは理解していません。

 

日本語の「猿まね」という言葉はここから来ています。考えもしないで、表面的に人のマネをすることを言います。

 

しかし、この表現はそれよりも「馬鹿がマネする(だからやめなさい)」というニュアンスが込められています。

 

単純な単語の並びにも見えますが、直訳しただけではここまでのニュアンスはくみ取りづらいですね。日本語の「猿まね」との違いも併せて押さえておきましょう。

 

⑥ get one’s monkey up「怒らせる」

He gets his monkey up if you tell him that he’s wrong.

「彼に間違ってるなんて言ったら、きっと怒るぞ」

 

ヨーロッパには猿はほとんど生息していないようですが、こちらは「英略式」として辞書に載っている表現です。

 

直訳すると「猿を飼う」だけですが、猿を飼っているかのようにその場が騒がしいほどに怒り狂っている様子を表しています。猿はキーキーと甲高い声で鳴きますよね。その鳴き声は決して静かではありません。

 

ヒステリックに怒り狂っている人も、静かではありませんよね。ぎゃーぎゃーと怒鳴り散らすような怒り方をしているときに使える表現です。

 

⑦ not give a monkey’s (fart)「なんとも思わない」

Do whatever you want, I don’t give a monkey’s fart. 

「好きにしたらいいさ、僕は何とも思わないからね!」

 

これも英略式の表現。fartは「おなら」や「嫌な人」を意味する単語です。日本語でも、「こんなの、へでもねぇや!」という言い方をしますよね。まさにそのイメージです。

 

not Vから始まる表現は、notが今回のようにdon’tとなり、文中で使われている文法に従う形になります。しかし、中高生のように丸暗記してしまうとI not give~などと、notがそのまま無造作に放り込まれた文を作ってしまうことがあります。

 

英単語や英語表現を覚える時には、自分で使いこなせるように一度例文を作ってみるといいですね。

 

⑧ I’ll be a monkey’s uncle「驚く」

A: I won $1,000,000 in the lottery! 

「宝くじで1,000,000ドル当てたよ!」

B: Well, I’ll be a monkey’s uncle! 

「え、信じられない!」

 

古い表現ではありますが、とても驚いたときに使う表現です。その古さも考慮して日本語訳してみると「なんてこったい!」「こいつぁぶったまげたぜ!」といったところでしょうか。

 

日本国内で目にする英文は、往々にして古い表現も混ざっていたりしますので知っておいて損はないでしょう。I am amazed! や I was surprised! と言い換えることもできますね。

 

直訳すると「猿の叔父になる」なので全く意味が分からないのですが、これはあり得ない進化論を皮肉っての表現だそうです。

 

古い表現ですがネットではAIAMUと略された表現を見ることがあるようです。略された表現でも「アイアム」と読めなくもなさそうですし、ネットスラングや若者の間で使われていきそうですね。

 

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「猿」を使った英語表現:まとめ

いかがでしたでしょうか。これらの表現を見る限り、「インチキ」「うるさい」「バカにする」など、英語の世界では猿に対して良いイメージがないようです。

 

先述の通り、ヨーロッパではほとんど生息していない猿。主にアジアやアフリカ、南米に多く生息しているため、欧米の人にとっては特に身近な存在ではないのかもしれません。

 

ですが、これを機にmonkeyを使った表現はぜひ身近に感じていただき、今後の英語学習に活かしてみてください。

 

またお会いしましょう。

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