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文頭のwhoever、whatever、whichever節の訳し方とは?2パターンの見分け方をモノにしよう!

文頭の解釈方法

この記事は

「whoeverやwhichever、whatever節が文頭に来た時、どうやって訳したらよいか分からなくなります。上手い見極め方法はないでしょうか?」

と悩んでいる英文リーディング学習者に向けて記事を書いています。

 

●こんにちは、まこちょです。

 

 

関係代名詞のwho、what、which、にeverがついた形を「複合関係代名詞」と言ったりするのですが、この形が「文頭」に出てきたときに訳し方に悩んでしまう人は多いです。

 

その理由としてこの複合関係代名詞のwhoever、whichever、whatever節はeverがつくと先行詞がいらなくなるのですが(関係代名詞のwhatは初めから先行詞が不要です)、その代わりに訳し方が2種類になるんです。

 

例えばwhoeverなのですが、通常関係代名詞のwhoは先行詞が必要です。

 

He is the man who I met in the library yesterday.

「彼は、私が昨日図書館で会った男だ」

 

 

このとき関係代名詞whoは前に先行詞が必要なのですが(ここではthe manが先行詞)、このwhoにeverをつけると、先行詞がいらなくなる代わりに訳し方が2種類になるのです。

 

● whoeverの訳しかた

①「~するのは誰でも」

②「たとえ誰が【を】~しても」

 

 

しかも、先行詞がなくなったのをいいことに、このーever節は文頭でも使うことができるようになるんですね、例をあげると以下のように。

 

Whoever comes is welcome. 

 

 

そうすると、先ほどの2種類の訳し方のうち、いったいどちらの訳を使えばいいのか悩んでしまうというわけです。

 

そこで今回は文頭のwhoever、whatever、whichever節の訳し方について徹底解説!2つの訳のどちらを使うのかは、実は形で決まっていますので慣れると簡単です。

 

この記事を読むと以下の点であなたの英文解釈力は大幅に向上します。

 

 

文頭のwhoever、whatever、whichever節の訳出は2パターンしかないのが分かる

 

 

ぜひマスターしていただいて今後の英文リーディングにお役立てください。

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文頭のwhoever、whatever、whichever節の訳出パターンは2種類

文頭で使われたwho(what / which)ever節は、訳し方が2種類あり、もちろん節の種類によって使い分けています。

 

それぞれの節の訳は以下の通り。

 

● whoever節の訳

名詞節「~するのは誰でも」

副詞節「たとえ誰が【を】~しても」

 

● whatever節の訳

名詞節「~なのは何でも」

副詞節「たとえ何が~でも」

 

● whichever節の訳

名詞節「~なのはどちらでも」※文頭で使われるのはまれ

副詞節「たとえどちらが~でも」

 

 

このように各―everの訳を並べてみると、どれも「名詞節」か「副詞節」のどちらかに振り分けられるんですね。そしてこの振り分けが非常に重要な意味を持ってきます。

 

例えば次の2つの英文ですが、どちらの節が名詞節(副詞節)か分かるでしょうか。

 

例①

Whoever comes will be welcomed.

 

例②

Whoever comes, I won’t let him in.

 

この2つの例文を見てください。文頭がwhoeverで始まる英文で一見同じように見えますが、訳し方は全く変わります。

 

例①も例②のwhoever comesという節を作っているのですが、これが英文中にどんな形でかかわっているかが見分ける方法になるんですね。

 

そのとき、もちろん判断の決め手になるのは、英文中で「名詞」と「副詞」はどのように使われるのかを知っているかにかかっています。

 

名詞(句・節) ⇒ 英文中で役割(S / O / C / 前置詞のOになる)

 

 

そう、英文中で「名詞」が出てきたときは必ず主語(S)か目的語(O)か補語(C)か前置詞の目的語(O)のどれかになっていなければなりません。

 

 

この点については英文中の「名詞」の扱いとして別記事で具体的にご紹介しています。ぜひ確認してみてください。

英文中の名詞の働きにはどんなものがあるか?役割をしっかり押さえて解釈を強化しよう!

 

しかも名詞が動詞の前で使われたとき、それは英文の主語(S)になる、という考えは基本ルールになります。

 

例①

[Whoever comes] will be welcomed.

 

 

whoever節を[  ]で囲んでみると、後ろのwillの主語がないことに気づくかと思います。

 

 

[Whoever comes]  Sがない ⇐ will be welcomed.

 

 

 英文は助動詞が文頭で始まるのは疑問文以外ありませんので、このwill beには必ず主語(S)が必要ですよね。

 

もうお分かりかと思うのですが、今回は[Whoever comes]の箇所に主語(S)になってもらった方が、都合がいいということになります。

 

 

 主語(S)は「名詞」ですから、このwhoever節は「名詞節」、つまり「来る者は誰でも」と訳す、ということになります。

 

[Whoever comes] = (S) will be (V) welcomed.

「来る者は誰でも歓迎だ」

 

 

ところが例②はどうでしょう。じっくり見てもらえば分かりますが、この例文はwon’tの前に主語(S)がもうあるんですよね。

 

例②

[Whoever comes], I(S) won’t let(V) him in.

 

 

英文の主語はandなどの等位接続詞でつながっていたり、はたまた「同格」として連続しない限りは、基本1つになります。

 

 

ここではIが主語(S)ですので、[whoever come]の節は主語(S)ではない、つまり名詞(節)ではないと言えます。

 

 

名詞節ではない以上、whoever節ののこりの種類は「副詞節」しかない、ということになります。

 

例②

[Whoever comes], I(S) won’t let(V) him in.

「誰がきても中に入れないよ」

 

 

これが文頭で使われたwho(what / which)ever節の見分け方

以上のことを踏まえると、実は「名詞」と「副詞」の2つの種類しかもたない句・節が文頭に使われた場合は、次の公式にすべて当てはまると分かります。

 

● [ -ever~] + Vのとき

⇒ [ -ever~]は名詞節

⇒ 英文の主語(S)になる

 

● [-ever~], S+Vのとき

⇒ [ -ever~]は副詞節

⇒  Mとして動詞を修飾する

 

ちょっと練習してみましょう。

 

例③

Whatever you find is yours.

 

 

whateverの節はfindまで。[    ]でくくると

 

 

[Whatever you find] is yours.

 

 

isの主語がありません。それはwhatever節が「名詞節」で主語(S)の役目を果たしているからです。

 

訳「あなたが見つけるものは何でもあなたのものです」

 

例④

Whatever he says, I will do it by myself.

 

whatever he saysが節です。[   ]でくくると

 

 

[Whatever he says], I(S) will do(V) it by myself.

 

 

主語(S)がありますよね。したがってwhatever節は「名詞節」としては使えないと分かります。「副詞節」の訳出をしましょう。

 

訳「彼が何を言っても、私は一人でそれをします」

 

以上のことを踏まえた上で以下の英文をリーディングしてみましょう。驚くぐらいあっさり解釈できるはずです。

 

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文頭の複合関係代名詞の練習問題

【課題】
Whatever appears as child’s self-will, mischief, indifference or rudeness will be resistance against forming a false relationship.

【単語】

  • self-will「わがまま」
  • mischief「いたずら」
  • indifference「無関心」
  • rudeness「不作法」
  • resistance「反発」
  • false「いつわりの」
  • relationship「関係」

 

 

解説

Whatever appears…

 

文頭がwhateverから始まるこの文、もちろん今回のテーマです(笑)

 

この時点ではwhatever節が「名詞節」になるのか「副詞節」になるのか分かりませんので後続の文の形を見て冷静に判断しましょう。appearは「現れる」

 

… as child’s self-will, mischief, indifference or rudeness…

 

この部分は一見長く見えますが、A, B, C or Dとorでつながっているだけですね。よく見るとつながっている名詞の種類が全部「子供の性格・性質」で統一されているのも判断のポイントです。

 

前置詞のasは「~として」と訳すといいでしょう。訳「子供のわがまま、いたずら、無関心、あるいは不作法として」

 

Whatever appears (as child’s self-will~) will be…

 

「前置詞のついた名詞は文の主語になれない」は非常に重要なルール。前置詞asと合体(?)している名詞は絶対にwillの主語(S)にはなれません。

 

名詞の英文中の扱いについては以下の記事が参考になります。

英文中の主語(S)と動詞(V)を効率よく見つける方法とは?

 

 

つまりここではwhatever appearsの箇所に主語になってもらわないと、ということになります。したがってここのwhatever節は「名詞節」であると分かりました。

 

 

[Whatever appears (as child’s self-will~)]=(S) will be(V)
「子供のわがまま、いたずら、無関心、あるいは不作法として現れるものは何でも…である(だろう)」

 

 

a resistance against forming a false relationshipは「偽りの人間関係を形成することに対する反発」とするとしてフィニッシュです!

 

全訳:「子供のわがまま、いたずら、無関心、あるいは不作法として現れるものは何でも偽りの人間関係を形成することに対する反発であろう」

 

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あとがき

今回は文頭のwhoever、whatever、whichever節の訳出パターンについて解説しました。

 

こういった複数の品詞を持つ句や節は、当たり前ですが、句・節の箇所が英文にどうかかわっているか冷静に見なければ正確な訳出はできません。

 

ただし訳出を決めるルールはそれほど複雑ではありませんので、ぜひマスターして高額に役立ててください!

 

また会いましょう。

 

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