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「倒置」の学習方法を徹底解説!難しいと思ったらまず読むべきおすすめ記事9選はこれだ

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単元別英語学習方法

この記事は

「倒置についてよくわかりません。文中で倒置が起こっていても誰かに指摘されるまで気づかないことが多いんです。倒置に気づくための効果的な学習方法があったら教えていただきたいのですか…」

と、「倒置」について非常に困っている英文リーディング学習者に向けて記事を書いています。

 

●こんにちは、まこちょです。

 

5文型ですら、英語リーディング初心者にとっては正確に把握することが難しいのに、倒置って…一体何なの?と思っている英語学習者は多いですね。そりゃそうです。

 

確かに、この英文はOSVの形になっているんだよ、と指摘されれば、倒置もそういうものとして納得することができるのですが、問題はその「倒置」に気づくまでのプロセスですよね。

 

例えばOnlyが文頭に出ている場合は後ろの文が「倒置」しているなんていうのは分かりやすいんですよね、ほとんど公式に近いですから。

 

ところが以下のような、何の変哲もない名詞が実はSVOのOが文頭に出た倒置だった、となると困ってしまうんです。

 

Ken likes the dog.

The dog Ken likes.

 

それは、名詞自体(ここではThe dog)は何の変哲もない普通の名詞だからですよね。

 

このような特徴のない名詞などが実は倒置をしていると気づくためのコツはもちろんあるのですが、実際にどのような手順で倒置を学習したらいいのか分からない方が多いんです。

 

そこで今回は「倒置の学習方法」について徹底解説!倒置は手順を間違えないで学習すれば意外にすんなり会得できることを以下の記事で証明します。

 

以下の記事を順番に読んでみてください。あなたの英文リーディング力が次の点で変わるはずです。

 

「倒置」の学習方法についてしっかりとした手順で分かることができる

 

ぜひマスターしていただいて今後の英文解釈にお役立てください。

 

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これが倒置の学習方法のコツのすべてだ

まず「倒置」なのですが、「倒置」には2種類あるということを覚えておきましょう。

 

なぜ倒置の種類の把握が重要なのかというと、倒置の学習に当たって種類によって難易度が段違いに違うからなんですね。

 

基本的に「倒置」は英文法の単元の中でも難易度が非常に高い部類に入りますから、学習の入り口は優しい倒置の形から入っていった方がいいんです。いきなり「なんじゃこりゃ?」というような倒置の形から学習しても挫折するだけですからね。

 

そこでまずは倒置の種類とはいったいどんなものがあるのかをざっくりと把握するために、以下の記事を読んでみましょう。倒置の全種類が分かりますが、あくまでもざっくりとです。

 

以下の記事で2種類の倒置の種類をつかんでみてください。

英文の倒置パターンはどんなものがあるのか?種類を全部網羅してみた

 

上の記事で以下の点をよくつかんだ上で、次のステップに進んでみましょう。

 

【倒置の学習方法ステップ①】

  • ①倒置の種類は大まかに分けて2つあることを知る
  • SVOCの5文型に絡んでいる倒置の方が明らかに難しそうであることを理解する

 

まずは倒置の前哨戦!「否定の副詞」が文頭に出た場合から攻める!

倒置の学習の導入は、「否定の副詞」が文頭に来た場合からスタートするのがいいです。

 

理由は簡単、「文頭の副詞」とか「only」はそれ自体が倒置のサインになっているので非常に分かりやすいからです。

 

ここで、ある特定の副詞が文頭に来た時後ろの英文がどんなパターンを取るかをどっぷりと学習してください。「否定の副詞」が文頭にきた場合の倒置のポイントは以下の通り。

 

【倒置の学習方法ステップ②(否定の副詞)】

  • ① 否定の副詞の種類を身につける
  • ② 否定の副詞は句・節の形もある
  • ③ 後ろの文が倒置するが要するに「疑問文」と同じ形になる

 

 

特にonlyは「否定の副詞」扱いになるのは大きなポイントですね。

 

否定の副詞で倒置の形に慣れたら第2ステップ、so~that / such~that構文の倒置にも触れておきましょう。非常に独特な形をしていますので、慣れないと英文リーディングがかなり厄介です。

 

 

いよいよ本番!第1文型(SV)の倒置用法

否定の副詞による「倒置」の形を学習し終わったらいよいよ本番!5文型の倒置に進みます。

 

各文型ごとに倒置の形がさまざまですので、5文型の倒置は一気に全部まとめて学習するのではなく、第1文型(SV)から順に学習していくのが良いでしょう。

 

5文型の倒置を理解するのに重要なポイントが以下の通り。

 

【倒置の学習方法ステップ③(5文型)】

  • ① 否定の副詞の倒置とは違って後ろの文が「疑問文」と同じ語順にならない
  • ② 通常のS+Vの語順から明らかに5文型のルールにそぐわない形がある

 

まずはS+Vの倒置から学習しましょう。そのときThere is(are)~の文の記事を読んでおくことを忘れずに。There is~の文も元をただせば第1文型の「倒置」であることが分かることでしょう。

 

 

 

第2文型(SVC)の倒置形

SVCの倒置形については一見簡単そうに見えるのですが、実は倒置の形がCVSとCSVの2種類のパターンがあることを押さえるのがまず重要です。もちろん理由がしっかりありますので、ぜひ以下の記事を順番に読んでみてください。

 

 

 
 

第3文型(SVO)の倒置形

第3文型(SVO)の倒置形は、一見第2文型(SVC)と同じように見えますが、実はOSVの一択しかないということがポイントと言えばポイントです。
 
 
 
というよりもOVSの倒置になってしまうと文意が非常に取りにくくなる理由があるんですね。ここはぜひ次の記事を読んで、むしろ面白おかしくOVSの形がない理由を楽しんでください(笑)
 
 
 
また第3文型(SVO)の倒置は目的語(O)が前にいく形ですので、英文中で極めて分かりにくい形をします。
 
 
そこで、実際に英文リーディング中に第3文型の倒置が現れた場合、Oの後ろの文がどのような特徴を持つかどうかはしっかりとチェックしておきましょう。
 
 
 
 

第5文型(SVOC)の倒置形は難しい

SVOCの倒置形はSVCOという形を取るのですが、これが結構難しいです。ですがSVOCの倒置は目的語(O)の部分が長くなってしまって英文全体が読みにくくなってしまうのを防ぐという意味でSVCOになっているという点が非常に重要です。
 
 
これは裏を返せば、SVOCの倒置形は全体として英文が非常に長くなる、ということを意味しています。つまりどちらにしても英文リーディング的には難しくなるんですね(笑)
 
 
ぜひ以下の記事を確認してみてください。第5文型の倒置が思った以上に厄介であることが分かります。
 
 
 
 
そして最後に「倒置」の実践問題をこなしてこれまでの知識をなじませましょう!
 
 
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倒置の学習方法についてのあとがき

 
今回は「倒置」の学習方法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
 
 
倒置の学習方法についてのポイントをまとめると
 
  • まずは否定の副詞など、特徴のある倒置から学習をスタート
  • 5文型の倒置形の学習は一気にやらない

 

この2つのポイントをしっかり守るようにしてください。

 

倒置は英文リーディング初心者にとって非常に難しい単元です。通常の「形」から外れた、いわば例外的な文の形をしていますので、通常の英文ですらしっかりリーディングできない方にとっては嫌な単元です。
 
 
ですが今回の学習手順とポイントを守れば驚くほど英文中の「倒置形」を見破れるようになりますので、ぜひマスターしていただければと思います。
 
 
 
また会いましょう。

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